炎上のその後から学ぶ~企業ができること4選~

炎上のその後から学ぶ

ネットでの炎上が起こるたび、どんな投稿内容で炎上したのか、ニュースやSNS拡散などでなんとなく知ってる方が多いと思います。しかし、その炎上した企業がその後どうなったのか炎上した本人はどうなったのかまでは知らないという方も少なくないのではないでしょうか。ネット上で起こるリスクは、起こしてしまった本人と関係者の人生を一瞬で狂わせてしまう恐ろしいものです。

ネット上で起こるリスクの本当の恐ろしさを理解し、企業や自分自身ができることを学んで実践していきましょう。

企業が炎上するということ

企業が炎上するということ

飲食店Bの場合

  1. 学生アルバイトがお店の冷蔵庫に入り、顔だけ外に出している写真をTwitterへ投稿した
  2. 数分でTwitterが炎上状態となった
  3. 炎上の火種となった学生アルバイトのプロフィール情報や過去のツイートからバイト先などが瞬く間に特定されていった
  4. 炎上の火種となった学生アルバイトは「知らないやつが面白がって拡散するな」などと火に油を注ぐツイートを繰り返した
  5. 案の定、炎上から大炎上へ発展し、翌朝にはバイト先の店舗にまえで苦情の電話が殺到した

その後…
・飲食店Bの運営本部は事実関係を確認後すぐに該当店舗の休業、炎上を起こした学生アルバイトの解雇を発表
・対応は迅速だったが、炎上状態は収束することなく、炎上から1週間後には店舗の閉店を余儀なくされた

飲食店Tの場合

  1. 学生アルバイトが厨房の食洗器に足を入れてはしゃいでいる画像をTwitterに投稿した
  2. 「不潔」「ありえない」など不快に思ったユーザーからのリツイートで炎上した
  3. 炎上の火種となった学生アルバイトの過去のツイートなどから個人情報が特定され拡散された
  4. 問題の投稿をした翌日には店へのクレーム電話がなりやまず、お店は休業に追い込まれた

その後…
・この事件を機に客足は遠のき、間もなく営業停止に追い込まれ、事件からわずか2カ月で破産宣告を受けた
・飲食店Tのオーナーは炎上を起こした学生アルバイトに対し、1385万円の損害賠償を求めたが、たった200万円で和解することとなった

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個人が炎上するということ

個人が炎上するということ

思い出を作りたかっただけなのに…

友人と友人の彼女と友人宅に集い、お菓子を食べたりして他愛もないことを語りあうのが日課だった高校3年生のYくんは、”思い出作り”にとみんなで写真をとってSNSへ投稿した。Yくんの手には缶チューハイが握られていて、友人の手にはたばこが握られていた。また友人の彼女の手には缶ビールが握られていた。SNSに投稿した瞬間、友人からの”いいね”や「楽しそうだな」といったコメントがいくつかついた。

気づいた時にはもう遅かった…

投稿から数時間が経過した深夜、Yくんはふと目を覚まし、マナーモードにしているスマホがブンブンなっていることに気づいた。スマホ画面を確認すると、友人との写真を投稿したSNSからの通知が数百件もあった。SNSを開くと「退学おめでとう」「死ね」「バーカ」「通報しておいた」など知らないユーザーから送られてきたダイレクトメールがたくさんきていた。写真に写っていた友人からも「早く投稿を消してくれ、電話にでてくれ」などの連絡が入っていた。

炎上はさらにエスカレート…

Yくんは急いで投稿を消し、アカウントも非公開に設定した。しかし、すでに投稿内容は拡散されており、投稿を削除したことにより「消してもむだ」「消したら増えるのに」と拡散スピードは増していきあっという間に炎上状態になってしまった。炎上はさらにエスカレートしていき、写真に写っていた友人はSNSのアカウントだけでなく、部活や大まかな住所、家族構成までネットに晒された。また友人の彼女の写真を使った悪質な合成写真まで出回った。

その後の影響…

・行く先々で”炎上したヤツ”と言われた
・Yくんは高校を卒業して就職を控えていたが、今回の件が響いて、大手自動車メーカーへの学校推薦枠から外された。
・友人はスポーツ推薦で行くはずだった大学の進学をあきらめることになり、彼女とも別れることとなった。

個人リスクからの企業リスクを防ぐためにできること4選

企業ができる4つのこと

アルバイト店員が悪ふざけで個人的にSNS投稿したものも、学生がプライベートな内容をSNS投稿したものも、始まりは個人から発生しているものであり、最終的には企業や学校を巻き込んでしまうケースがほとんどです。個人だけでは完結できないところが、ネット炎上の恐ろしいところでもあるのです。

実際に企業ができる4つのこと

  • 企業に潜むリスクを洗い出す
  • 社内でソーシャルメディア使用のルールを設ける
  • いざというときのマニュアルを作っておく
  • 炎上について知識をつける

企業に潜むリスクを洗い出す
企業のトップや幹部では把握しきれない、現場の小さなリスクが積もり積もって大きなリスクへ発展する可能性があります。現場で働く従業員から、管理者、企業のトップまで一貫して情報を共有しておくことで、企業に潜む小さなリスクを回避することが可能になります。

社内でソーシャルメディア使用のルールを設ける
「仕事に関わる投稿をした場合の罰金や罰則」「どういうことを投稿してはいけないのか具体例」「ソーシャルメディアによって起こりうるリスクを提示」など、企業で運用していくソーシャルメディアはもちろんのこと、従業員がプライベートで使用しているソーシャルメディアについてもルールを設定しておく必要があります。

いざというときのマニュアルを作っておく
リスクを起こさないための行動、リスクが起きてしまった時の行動など、細かく示唆したマニュアルを作っておくことで、安心して日々の業務に集中できる、いざといとき迅速な対応ができ最悪の事態を防ぐことが可能になります。

炎上について知識をつける
炎上について知識をつけるということは、炎上対策の内容や方法を知ることはもちろん、どんな炎上があるか事例を知っておくということも視野にいれておきましょう。企業が炎上に気を付ける上で大切なのは“明日は我が身”という気持ちをもっていることです。

炎上事例一覧を見る

炎上のその後まとめ

企業にとっても個人にとってもリスクというのは起こらないほうがいいと誰しもが思っていることですが、起きてしまう可能性というのを”0″にするのはなかなか難しいことです。リスクについての知識をつけたり、恐ろしさを伝えるためには、リスクが起きてしまった後のことを学ぶことも重要となります。リスクが起きてしまった後にどんなことが待ち受けているのか、どんな対策をすれば最悪の事態をまぬがれるのか、しっかり理解し企業内で理解させておく必要があります。

2019年現在、ネットリスクに関する対策方法はバラエティーに富んでいます。どこから手をつけたらいいのか、どの対策が有効的なのかなど、レピュ研では些細な相談も受けてつけておりますので、気軽にお問合せくださいね。

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フジテレビ系情報番組「グッディ!」でレピュ研の記事が参考資料として使用されました

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