「爆サイで投稿者を特定する方法と注意点」を、爆サイ対策の専門家としてお教えいたします。また「特定したい投稿者の書き込みを削除する方法」も一緒にまとめています。
爆サイは、個人やお店・企業が実名で書かれていることが多く、誹謗中傷や悪口・陰口を言われ、困っている人がいるようです。レピュ研では「実名とともに悪口を書かれて困っている」「ありもしない事実をお店の名前と一緒に書き込まれた!どうしよう」などといったご相談が増えたため、今回「書き込んだ人物を特定するための具体的方法」について詳しくまとめました。
特定する方法を知っておきたい方や、投稿者を特定するまでにどれくらい時間がかかるか知りたい方などは必見です。レピュ研は2,600社以上のネット被害対策と93%以上の解決ご提案実績がありますので、ぜひ安心してください。一緒に解決していきましょう。
読み終わるまで | 約2分30秒 |
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記事で学べること | 1.爆サイの投稿者特定方法と3つの注意点 2.爆サイの書き込みを削除する方法 |
目次
爆サイでの投稿者特定にはIPアドレスが必要
IPアドレスとは
IPアドレスとは、ネット上の住所のことをさします。インターネットを使っているすべての人にIPアドレスは割り振られています。例えばあなたが、東京都渋谷区にある会社のパソコンから爆サイに書き込みをした場合、爆サイの運営者は「この人は東京都渋谷区から書き込みをしてきたんだな」と分かります。爆サイ運営者は、書き込みした人を毎回調べたりはしませんが、書き込みの1つ1つにIPアドレスがあることによって「どこから書き込んできたか」特定しようと思えばできるのです。
爆サイ上で投稿者のIPアドレスは分かるの?
爆サイで「投稿者を特定したい書き込み」を見つけたとき、爆サイ上でその投稿者のIPアドレスを知る方法はありません。爆サイの運営者によって、投稿者それぞれのIPアドレスは明らかにされていないためです。ただ、爆サイの運営者は投稿者のIPアドレスを正確に管理しているため、正しい投稿者特定の手順をふめば、情報を明らかにしてくれます。
爆サイで投稿者を特定をする手順
1人で解決する手順はあるの?
個人が「書き込んだ投稿者を教えてほしい」と爆サイに頼んでも、いい回答はもらえないでしょう。書き込み内容が誹謗中傷や名誉毀損だとしても難しいです。レピュ研にいただくご相談で「投稿者のIPアドレスを教えてほしいと爆サイに頼んだが返事がない」「明らかに名誉毀損だから投稿者の情報を知りたい」などといったものがありますが、同様です。爆サイは利用規約にて次のように述べているためです。
当社は個人情報保護法を遵守し、投稿ログ情報をはじめとする利用者の個人情報を原則として第三者へ提供致しません。
弁護士が投稿者を特定できる
「爆サイで投稿者を特定する」ためには、プロバイダ責任制限法という法律にもとづいて、弁護士が爆サイの運営者に、投稿者の情報開示請求をする方法がベストです。弁護士であれば個人で情報開示のお願いをするのとは違い、法的手段をとるため、爆サイも対応せざるを得ない状況をつくりだせます。爆サイでは、次の内容に当てはまる場合、投稿者の個人情報開示をすると述べています。
刑事訴訟法197条2項に基く捜査関係事項照会書に於いて、警察署や裁判所からログの開示請求があった場合
裁判所から特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限および発信者情報の開示に関する法律(プロバイダ責任制限法)に基づく開示を命じる判決もしくは命令を受けた場合
弁護士の法的手段とは、裁判所を通しての手順になるため、投稿者の情報を開示請求する手順としては有効的です。
爆サイの投稿者特定で弁護士に頼むときの3つの注意点
注意点1:弁護士の力量に差がある
弁護士に投稿者特定をお願いして、投稿者個人の名前まで特定するには時間がかかることがあります。爆サイの運営者は投稿者のIPアドレスを知っているだけで、投稿者本人の詳しい情報は何も知りません。弁護士はIPアドレスを知ったあと、IPアドレスを発行している会社(プロバイダー業者)に情報開示請求をおこない、訴訟を起こすなど、いろいろと手順をふまなければなりません。投稿されている内容や弁護士の力量によりますが、1年以上かかってしまうときもあります。
相談する弁護士の得意不得意分野をしっかりと知っておく必要があります。特に、ネットや掲示板問題に強い弁護士を選ぶと、爆サイや他の掲示板の問題を対策したことがある経験者なため、悩みもスムーズに解決できるでしょう。
注意点2:海外のサーバーを経由している
爆サイに書き込まれた内容が海外のサーバーを経由しているとき、投稿者を特定できないことがあります。1度だけではなく、2,3度海外サーバーを経由している場合もやっかいです。さらに、弁護士が爆サイに情報開示請求をしたあと、海外サーバーを経由しているかどうかが初めて分かるため、弁護士に依頼する前に情報を知ることができないのが難点です。
注意点3:IPアドレスを非表示に設定している
投稿者は、第三者に特定されるのを防ぐために、IPアドレスを非表示に設定していることがあります。悪質な投稿者の場合、専用のソフトやシステムを使って身元がバレないように細工をした上で、爆サイに書き込みをしています。これはあらゆる法的手段の方法を知る弁護士でも、特定がとても難しくなります。
爆サイに今も書き込まれているときは?
投稿者を特定しようと思っている最中にも、爆サイに誹謗中傷や悪口が書き込まれて悩んでいる人は少なくありません。「また誹謗中傷や悪口が書き込まれるかも…」とお思いの方は、今書き込まれている内容を一度削除してみるのも1つの手です。爆サイでは、同じ人に書き込まれるリスクもありますが、誹謗中傷や悪口を面白がって便乗する2次被害が起きるときもあるためです。
また、投稿者が特定できても、書き込みは削除されず残ってしまいます。爆サイの投稿者特定を考えている方でも、書き込みを削除する方法も合わせて知っておきましょう。
爆サイの書き込み削除に関する詳細はこちらの記事を参考にしてみてください!
弁護士に一度相談してみよう
爆サイの投稿者特定には、弁護士が有効的であることや、弁護士でも特定が難しい場合があることを知っていただけたと思います。爆サイのやっかいな点は、誹謗中傷や悪口を書き込んだ投稿者に便乗して、他の人が悪口を言い始めてしまうことです。1人の投稿者を特定しても新しい書き込みの投稿者が現れては、キリがなくなってしまうため投稿者の特定を検討している場合は早めの対応をおすすめします!
※「レピュ研」は爆サイ運営元との関わりは一切ございません。爆サイ運営に関するお問い合わせについてはお答えすることができませんのでご了承くださいませ。