マスコミが誤解をまねくニュースを報道して炎上

3つの対策

炎上事例をもとに、原因と対策を解説します。今回は、マスコミKがユーザーを誤解させるような表現をして炎上したケースを紹介します。

2018年8月某日、行方が数日間わからなくなっていた子どもを捜索ボランティアの男性が発見したというニュースが報じられました。マスコミKは、一番はじめに発見の記事を投稿しました。記事には「発見時は成人男性といっしょ」と書かれていました。記事の表現の仕方が混乱を与えてしまったため「これだからマスコミは使えない!」と怒ったユーザーから批判が殺到してしまいました。

情報を提供してくれるマスコミは、世間からの注目度が高いためバッシングを受けやすい傾向にあります。同じような失敗や炎上にならないためにも、原因と対策について知っていきましょう!

誤解をあたえる情報を流して炎上!

マスコミKが報道したときの表現が悪い意味でユーザーに誤解されてしまい炎上してしまいました。全国的に行方不明のニュースが報道され、誘拐を心配する声が上がっていたためです。

今回炎上したマスコミKの「発見時、成人男性と一緒」という表現は「誘拐していた男性と一緒に見つかった」とユーザーに誤解を与えてしまったのです。一番に発見を報じたマスコミKの情報は瞬く間にネット上に拡散され、男性の誘拐犯説が浮上する騒ぎになってしまったのです。後のニュースで「男性が子どもを発見した」と知ったユーザーから「マスコミKの書き方は悪意を感じる」といった批判が殺到してしまいました。

炎上した3つの原因

炎上した3つの原因

原因1:情報不足だったため

マスコミKの記事が情報不足だったため炎上してしまいました。マスコミKの記事の内容は、「発見された子どもは、成人男性といっしょだった。男性は、近隣の住民ではない」とだけあり、なぜ男性が子どもと一緒なのかということが書かれていませんでした。注目度の高いニュースだったため、発見を一番に報じたマスコミKの記事がネット上で瞬く間に拡散されてしまいました。記事を見たユーザーたちの間では、

「誘拐だったね」
「この人が犯人じゃん」

と、男性の誘拐犯説が浮上して一時騒ぎになってしまったのです。

原因2:誤解を与えるような表現だったため

記事のタイトルが、誤解を与えてしまう表現だったため炎上してしまいました。マスコミKは、まるで子どもが男性といっしょに見つかったと感じさせる表現をしていました。ニュースをみた人からは、

「悪意を感じる書き方」
「日本語しらないのか」

という批判がたくさん寄せられました。

原因3:記事を削除しなかったため

マスコミKは、ユーザーが誤解してしまった記事を削除しなかったため炎上してしまいました。炎上後、マスコミKは一緒にいた男性はボランティアであったことを補足しました。しかし、元の記事は削除しなかったためユーザーからは、

「記事を削除するべき」
「こんな失礼な記事削除してほしい」

と、削除依頼のコメントが寄せられました。

3つの炎上対策

3つの炎上対策

対策1:しっかり情報収集してから報道しよう

記事を書くときは、情報収集をしっかりしましょう。抜けている情報があると、ユーザーを混乱させてしまうためです。

情報にあふれている世の中では、どうしても情報提供のスピードが重要視されてしまいますよね。しかし、スピード感を意識するあまり情報収集を怠るのはとても危険なことです。今回の事例では、男性が捜索ボランティアであることをマスコミKが伝えていなかったために、ユーザーは男性を誘拐犯だと勘ちがいしてしまいました。結果的に、「マスコミKの記事は信用できないからもう見ない」と言うユーザーがでてしまいました。ユーザーの信頼を失くさないためにも、情報をしっかり集めてから記事にすることが大切でしょう。

対策2:誤解をあたえるような表現は使わないようにしよう

誤解を生む表現は、使わないようにしましょう。あいまいな表現は、情報を混乱させてしまうためです。今回の事例では、

「記事の見出しから男性を誘拐犯だと思った」

というユーザーが多くいたため、ネット上では男性の誘拐犯説が浮上する騒ぎとなってしまいました。一歩間違えると報道被害に繋がってしまう危険性があることを知っておきましょう。

対策3:表現方法の訂正と謝罪をしよう

ユーザーに誤解を与えてしまうような情報をアップしてしまったときは、わかりやすい表現に訂正した記事を載せなおして元の記事は削除しましょう。

訂正した記事をアップしても、元の記事がネット上に残ったままだと、2つの情報が拡散されてしまいユーザーを混乱させてしまう恐れがあるためです。記事を削除するときは、ユーザーを混乱させてしまったことへの謝罪も一緒にするとよいでしょう。記事を削除しただけだと、ユーザーから「もみ消した・逃げた」といった批判があがりさらに炎上が大きくなってしまいかねないためです。

ユーザーからの信頼を大事にしよう

ユーザーからの信頼を大事にしよう

ユーザーの信頼を裏切らないように、ニュース記事を書くときは情報収集と伝わりやすいことばの表現方法を徹底しましょう。ニュースサイトを信頼しているユーザーが多いため、あいまいな情報の発信は炎上につながってしまうためです。世の中は、インターネットやスマートフォンの普及によって情報にあふれています。平成28年度の総務省の利用メディアについての調査では、

「いち早く世の中のできごとや動きを知る」で最もインターネットを利用すると回答した人が53.4%なのに対して、「信頼できる情報を得る」で最もインターネットを利用すると回答した人は29.0%

となっています。インターネットの信頼度についての調査では、

テレビが62.1%、新聞が63.8%、ニュースサイトが45.7%、ソーシャルメディアが11.0%、動画配信・動画共有サイトが11.1%、ブログなどその他のサイト9.0%

という結果が出ています。インターネット上の情報源のなかでニュースサイトを信頼するという人が圧倒的に多いことがわかりますよね。正しい情報とユーザーが誤解を受けない表現の仕方を見極めることが、炎上予防になるでしょう。

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フジテレビ系情報番組「グッディ!」でレピュ研の記事が参考資料として使用されました

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