就活生がネット告発!男女差別をする企業が炎上!

就活生がネット告発!男女差別をする企業が炎上!

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炎上事例をもとに、原因と対策を解説します。今回は某IT会社が、就活生を男女差別したとして炎上したケースをご紹介します。
炎上後、某IT会社の株価は暴落する事態となってしまいました。また指摘された内容が、男女雇用均等法に違反していたため、会社のコンプライアンスにも疑問の声が上がっています。同じような炎上にあわないためにも、原因と対策について知っていきましょう!

「女性だけがエントリーできない!」就活生がネット告発

「女性だけがエントリーできない!」就活生がネット告発

2018年3月某日、就活生のA子さんは、某IT会社F社が「男女差別」をしていると、ツイッター上に告発文を投稿しました。内容は、

「私は、Fランク大学の女学生です。私がF社の説明会に申し込もうとすると「満席」であると通知されます。しかし、同じ大学の男性が申し込もうとすると「受付」になることを確認しました。何人かに協力してもらい、事実確認済です」

などと、F社が会社の説明会に来られる女性と男性を制限し、差別していると告発しました。この投稿は、瞬く間に多くの人に拡散され炎上状態になってしまいました。ネットでは、

「性別で差別する企業なんてロクな会社じゃない」
「男女雇用均等法に違反しているような会社には行きたくないな」
「F社がこんな会社だったなんて!早めに知ることができてよかった…」

など、F社への批判的な発言が多く投稿されました。またF社は、性別だけではなく学歴での差別もしており、F社のイメージが大幅に低下してしまいました。

「就活には差別があって当たり前」告発に対して反対の意見も

「就活には差別がって当たり前」告発に対して反対の意見も

就活生のA子さんのネット告発が注目されたことで、肯定的な意見だけではなく、反対の意見やネガティブな意見も多くよせられました

「A子さんがFラン大学なのがいけないのでは?これが現実だし、上位大学とそれ以外を差別するのは採用コスト面でも当然」

など「差別があって当たり前」であるような発言や、

「説明会に行っても落とされるだけ。今までは企業の好意で元から採る予定のない人の時間をムダにさせないようにしてくれていたのに、もう無理になってしまった」

など告発に対してネガティブな発言がありました。

「小さなことでも問題提起するべき」と励ましの声

「小さなことでも問題提起するべき」と励ましの声

一般人のA子さんは、ネット告発をきっかけに注目され、批判や誹謗中傷などの声も寄せられました。しかし、

「今回のF社は氷山の一角だと思います。また他の事案があれば、私も可能な形で協力したいです!」
「あなたの行動力はすごいなと思います。応援しています」
「社会的に有意義な問題提起ありがとうございました。小さなことでも指摘することが大事だと思います」

など、支援する人達の声が多くみられました。

某IT会社が炎上した3つの原因

某IT会社が炎上した3つの原因

原因1:男女差別があったため

F社は、採用面で男女差別を行い、多くの人の反感を買い炎上してしまいました。

同じ大学の男女にも関わらず、女性だけ説明会に行けないのは、明らかに男女差別です。男女雇用均等法で定められている通り、性別で採用対象から外す行為は違法です。女性を中心に、怒りを訴える人が多くいました。

原因2:コンプライアンスを守れていないため

F社は、企業として守るべきコンプライアンスを守れていないため炎上してしまいました。

採用面での男女差別は、男女雇用均等法違反です。企業として守るべきコンプライアンスを守れていない事実が、ネット告発によって世間に知れ渡ってしまいました。ネットでは、F社への不信感を抱く声が上がっていました。

原因3:謝罪がされなかったため

炎上後、F社は謝罪をしませんでした。しかし、A子さんも説明会に参加できるように密かにシステムの変更を行っていました。その行動にネット上では、

「自分の犯罪を認めているようなもの。それなのに謝罪がないのか」
「ある程度レピュテーションリスクのある会社は学生の影響力が凄まじいことを受け、こういうことは絶対にやらないです」

などど、批判的な声が寄せられています。
炎上になる前に防ぐには?レピュ研が炎上コンサルティングをご提案します。

就活関連での不適発言や行動は炎上のもと

就活関連での不適発言や行動は炎上のもと

今回の事例だけではなく、3月という時期もあり、就活での差別発言で炎上する事例がいくつかありました。

女子はスカートで就活しないと不利?

テレビメディアで「女性就活生は、パンツスーツよりスカートをはいたほうがいいです」と紹介され、ネットでは

「差別だ!」
「セクハラだ!」

と炎上した事例があります。テレビメディアでは、どの企業が発言しているかなどには言及していませんでしたが、ネットでは「スカートかパンツかで選考に影響させるような企業、こっちから願い下げ。」と怒りの声が上がっていました。

学歴フィルターがばれて炎上

とはる就活生が、学歴フィルターがあったとネット告発して炎上した事例です。就活生は

「某企業の説明会が一ヶ月以上先の予約すら入れられないというのはなんだかおかしい気がする」

と思い、設定していた大学名を早稲田に変更したところ、全部の日にちが予約が可能になったようです。ありのままの事実をツイッターに報告したところ、

「学歴で差別することは前々からあることだけど、あからさまに差別されるといい気分ではない

などと、企業の配慮のない行動に怒りの声があがり炎上になってしまいました。

企業として対策できる2つのこと

企業として対策できる2つのこと

学生に最低限の配慮が必要

学生に最低限の配慮をすることが重要です。差別されてしまうことを「良い」と思うひとは少ないです。そのため、あからさまに人を区別する行為は炎上になることがあります。今回の場合だと、説明会にきてほしい学校の学生に直接宣伝メールを送るなどして、集客するのがよかったでしょう。

炎上後は謝罪と再発防止策を提示する

炎上後は、問題を把握し「何が原因で炎上」してしまったのを明らかにした謝罪が重要です。また、今回は法律違反の可能性もあったため再発防止策も提示したほうがよかったでしょう。謝罪と、しっかりとした再発防止策を提示することで、イメージ低下を防ぐ近道となります。

レピュ研が伝えたいこと

レピュ研が伝えたいこと

今回の炎上事例では、企業が就活において、学歴や性別で学生を分類していたことが、社会的に良いか悪いかを伝えたかったわけではありません。レピュ研では、炎上による企業の評判やイメージの低下を防ぐため、予防策・対策方法を知ってもらい、全ての企業にレピュテーションリスク(評価低下のリスク)の重要性を伝えることを目的としています。

またレピュ研では、企業にレピュテーションリスクの意識を高めていただくため、多くの炎上事例を分析し一部を紹介しています。炎上事例を知ることで、同じような炎上被害にあう確率を大幅に下げることができます。「万が一の炎上!誰に相談したらいいのかわらない」「炎上してしまったときの対処方法を確立しておきたい」などの質問にも丁寧に回答いたします。お気軽にご相談下さい。

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