今回は3月に起きた炎上事例を2つ紹介します。
目次
事例1:掲載した記事の内容に信憑性がないとして炎上
1つ目は、記事の内容に信憑性がないことを多くのユーザーが指摘し、炎上に発展した事例を紹介します。
掲載していた情報が正しいものではないとして批判殺到
3月中旬、ある雑誌に薬に関する記事が掲載されました。
- 新型ウイルスの対策として免疫力を上げようと言われている
- そのためには真っ先に薬の服用を見直すべき
上記の内容を「医師が提言する」という言葉をタイトルに含み、記事にしていました。しかし、公開された直後に記事を閲覧した医師から
「突然の中止は、最悪の場合、生命の危険もある」
「根拠も乏しく、内容も全く賛成できない」
「何でもかんでも減薬すればいいわけではない」
など、正しい情報ではないという意見が殺到しました。その後、該当記事は削除されましたが掲載場所によっては削除されていなかったため、さらにユーザーから批判の声があがっていました。
言葉選びや事前調査は慎重に
今回は、記事の内容が信用できるものではなかったため、批判が殺到しました。また、健康や生死に関わる内容であったため、より多くの声があがりました。実際に
「人の健康を扱う記事を出すときは、もう少し慎重になっていただけると助かります」
という意見も出ていました。下調べや、言葉の選択を大切にした記事作成が望ましいでしょう。
事例2:投稿した動画内容が不適切だと指摘され炎上
2つ目は、サイト上に投稿した動画の内容が不適切だと、ユーザーから批判が集まり炎上した事例を紹介します。
投稿した動画の内容がネタバレにあたるとして炎上
3月下旬に、あるボードゲームのプレイ動画が配信されました。配信時のタイトルやコメント欄には「ネタバレ注意」や「ゲームに興味のある方は視聴しないように」などの注意喚起が記載されていました。しかし、動画内でプレイしていたゲームの
- 殺人事件を解決しようと推理をしていくゲーム
- プレイヤーそれぞれが物語の登場人物になり犯人捜しを行う
- 1度プレイすると事件の構造や犯人が分かってしまう
という性質上、
「許可なく内容の全公開ってあっちゃならないと思う」
「感想ですら良く思われないのに……」
「公式から許可とってないのはアウトでしょ」
など、批判的な意見が多くあがっていました。また、ボードゲームの公式側に許可をとっていなかった点を指摘するユーザーもいました。さらに、このボードゲームを実際にプレイできるお店が、公開された動画を見た人の来店を防ぐため活動を一時中止するなど、多方面に影響が出ました。
紹介の仕方を工夫しよう
今回は、投稿した動画の内容がネタバレにあたるとして炎上に発展しました。ゲームの特性をしっかりと理解したり、確認連絡などは余裕を持ったスケジュールを組む等の配慮が必要だったでしょう。また、
「紹介したいならネタバレしないように概要だけ話すかオリジナルでやったら?」
といった指摘もされていました。プレイ動画という括り以外での紹介方法を視野に入れることも一つの手と言えるでしょう。