SNSを確認しない人は非常識と発言して炎上

SNSを確認しない人は非常識と発言して炎上

年間炎上件数1086件!レピュ研が企業にあわせた炎上コンサルティングをご案内
炎上事例をもとに、原因と対策について紹介します。今回は、ある会社の社長が、ツイッター上で「わたしのツイッターを確認しないで面接に来る人は不採用にする」と発言して炎上になった事例をご解説します。この炎上によって、企業のイメージは大きく下がってしまっています。同じような炎上にあわないためにも、原因と対策について知っていきましょう!

会社社長がSNSで的外れな発言をして炎上

この社長は、日常的にツイッターを使って、仕事のことや会社で起きていることをつぶやいていました。今回炎上になる以前から、会社で働いている従業員やアルバイトにも、日常的に自分のツイッターは見るように言っていたようです。ツイッターを使うことや興味のある人物のツイッターを見ることは、社会的に礼儀であり常識だと思っていたのかもしれません。

社長のツイッター発言を見たユーザーからは「常識じゃなくて押し付け」「あなたの常識なんて知りません」などと、全くと言ってよいほど賛同されず、多くの怒りを買って炎上してしまいました。

 

価値観の押しつけは嫌がられてしまう

価値観の押しつけは嫌がられてしまう

今回の炎上原因は、価値観の違いによる反発が生まれたことが原因でした。ネット上で話題の商品やサービスは、多くの人が使っていることが多いですが、使い方は人それぞれだということを忘れてはいけません。例えばオススメ商品の使い方や、奇抜なサービスの紹介は共感を生みやすいですが、攻撃的な発言や、価値観の強制は、批判や反感をつくってしまいます。

さまざまな考え方があるネット上だからこそ、考えたことや思ったことを、たがいに教え、共感しあうという意識でいれば、炎上を防ぐことができたのではないでしょうか。

ソーシャルメディアハラスメントとは

職場でツイッターやフェイスブックなどの、ソーシャルメディアを強要することは、パワハラやセクハラと同様の扱いになってきました。とくに上司部下など、上下関係が影響して断りにくい状況だと、問題行為として認定されかねません。今回のような「ソーシャルメディアの投稿を確認することは、弊社の従業員なら当たり前」といったような、SNSがからむ労働環境の強制は、大きな問題になってしまいます。今後、企業がソーシャルメディアをあつかう上で、どこからが問題なのか、あらたな議論が活発化しそうですね。

ソーシャルメディアハラスメントとは

SNSはプライベートに関わるからこそ、積極的な議論が必要

炎上しなくても問題だった

今回の炎上事例は、いろいろな人の目に触れて反感をかったため、炎上になってから、一般的には共感されない内容だったことが初めて分かりました。ただ、同じような「価値観の強制」をしている人はツイッターユーザーには多く、その大半が自分のつぶやきが炎上するとは思っていません。また問題になるまで、なかなか「価値観の強制」をしていることに気づくことができず、自分の知らないところで反感を買っているかもしれないことがSNSのこわい部分でもあります。
炎上になる前に防ぐには?レピュ研が炎上コンサルティングをご提案します。

炎上を防ぐ4つの対策方法

ツイッターやフェイスブックは、誰でも同じサービスを受けることができますが、使い方はバラバラです。「本当に自分の使い方があっているのか」「発信している情報は誤解や反感を生むことはないか」この当たりを見直すことが大切です。ただ、自分の発言が間違っているかどうか気づくのは、なかなか難しいです。炎上事例の多くは、間違いだと思わず行ったことが原因になっています。そこで、今日から見直せるポイントを考えましたので、ぜひ参考にしてみてください。

炎上を防ぐ4つの対策方法

使い方や用途は人によってバラバラ

柔軟に意見を聴く

ツイッターやフェイスブックでコメントをくれる人や、仕事の部下からの意見を、柔軟に聴くことが大切です。信頼されるリーダーは「他人からの意見は、自分にない発想がもらえるいいチャンス」という意識をもっています。相手の言ったことが批判や反論でも、一度意見を聴き入れて、なぜ相手がそう思ってしまったのか考えるようにしましょう。

部下と上司は役割が違うだけで対等

役職が高くなると、偉くなるわけではありません。役職の高い人は、多くの責任と役割ある仕事をやってきたからこそ、今の立場があるだけです。仕事仲間や部下に命令や強要をするのではなく、役割を教えて、なぜその仕事が必要なのか考えてもらうことが大切です。

部下と上司は役割が違うだけで対等

仕事の役割は違えど、立場は対等

恥ずかしがらずに聞く

もし、自分のツイッターやフェイスブックの投稿に少しでも不安があったとしたら、よく使っている人に間違っていないか聞いてみるのも手です。ツイッター利用者は20代前半が圧倒的に多く、日常的によく使っているのもその世代です。いままでつぶやいてきた内容が、問題にならないものか、炎上のリスクをはらんでいないか、恥ずかしがらずに聞いてみましょう。

SNSを振り返る

日々ツイッターやフェイスブックで言ったことは、すぐ忘れてしまうものです。昨日の夕飯のおかずをなかなか思い出すことができないように、1ヶ月前の発言を明確に覚えている人はあまりいません。例えば個人のツイッターが、不適切発言で炎上した場合、過去にも同様の不適切な内容が無いか、他の人たちは徹底的に調べてきます。過去にどんな発言をしていたか、定期的に振り返ることで、炎上のリスクを防げますし、万が一炎上した場合でも、被害を最小限におさえることができるのです。

どんなことも振り返ることが大切

SNSを振り返る

SNS利用は油断しないこと

さまざまな価値観をもった人がいることを、ツイッターやフェイスブックをはじめとするSNSは教えてくれます。それと同時に、偏った価値観や、攻撃的な価値観は反感を生みやすいのがSNSの特徴でもあります。毎日ツイッターやフェイスブックを使う人でも、突然炎上に巻きこまれた事例がたくさんあります。慣れている大丈夫と思わずに、思わぬリスクがあることを忘れてはいけませんね。

ネット上のお悩みをレピュ研が解決いたします|問合せフォーム

関連して読まれている記事

  1. 爆サイで投稿者を特定する方法と意外と知らない注意点
  2. 「侮辱された!」飲食チェーン店が匿名の誹謗中傷に猛反発!
  3. 内定辞退率の推移は増加傾向!?増加する原因と対策方法
  4. 2020年炎上事例 企業が見落としがちな炎上原因と対策とは?
  5. にユーザーから批判が殺到で炎上

メールマガジン配信中

レピュ研は企業をデジタルリスクから守るための最新お役立ち情報を配信しています。風評被害や危機管理に関する情報や、企業リスクに関するセミナー情報などをご紹介していますので、ぜひご活用ください。

無料資料ダウンロード

専門家が教えるリスク対策のノウハウや、炎上事例などが詰まった資料(ホワイトペーパー)を無料でダウンロードいただけます。社内で情報をご共有・ご提案する際など、様々な場面でご活用ください。

お問い合わせ・ご相談

ご不明点やご質問がございましたら、こちらからお問い合わせください。施策にご興味がある方や、施策に関してのご質問も受け付けております。お電話またはメールフォームよりお気軽にご相談ください。

PAGE TOP