企業調べで23%の学生が「Twitter」を利用
2018年度新卒学生に、就職活動をしているとき、企業調べで使ったことのあるメディアを聞いたところ、23%の方が「Twitter」と回答しました。同じソーシャルメディアである「Facebook」は10%であり、SNS(TwitterもしくはFacebook)で企業調べをする割合は29.3%と、約3.4人に1人が企業の情報収集にSNSを使っていることが分かりました。
断トツは「口コミサイト」で46%でした。「その他」に多いのは「リクナビ」「マイナビ」「合同説明会」であり、大手求人サイトに書かれた情報のみで企業調べを終わらせている新卒学生も一部いる結果となりました。
SNSごとに調べ方が違う
TwitterやFacebookで企業情報を調べるときに、どのようなキーワードを検索しているか、当メディアがもつSNS監視システムの情報から、考察データをまとめました。
Twitterは個人名で検索
面接で話した採用担当や、大手求人サイトに掲載されている人事名でTwitterを検索する傾向にあるようです。企業の評判とは別に、自分を担当してくれた面接官や人事担当者がどんな人物なのか、確認しているようです。匿名性の高いTwitterでは、学生側は自身の正体を明かさずに、他人の情報を見ることができるため、このような結果になっているのかもしれません。
Facebookは企業名で検索
企業名やサービス名で検索される傾向にあるようです。Twitterに比べ、実名制の高いFacebookでは、自身の情報を非公開にしている人が多く、人名で調べるよりも、企業名やサービス名で調べています。また、SNS上でも企業ブランディングを行っているかどうかを調べているようです。
ブランディングでSNSを活用
NTTコムリサーチの企業におけるソーシャルメディア活用に関する調査では、企業全体のブランディングをSNS活用で目的としている企業が多いようです。新卒学生が積極的にSNSを使って企業を調べている以上、企業側もユーザーとコミュニケーションをとれる空間をつくり出すことや、企業のイメージをブランディングすることが大切かもしれませんね。
レピュ研でいただくご相談で、特に多いのが商品やサービスのブランディングについてです。「商品やサービスをブランディングしていくために、どうすればよいか」「ユーザーから反応があったかどうか、効果測定をする方法を教えてほしい」など、SNS運用について悩みを抱えている企業は多いように感じます。企業SNSの初期設計から、効果測定、広告の運用まで、一貫してサポートしておりますので、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。さらに加速していくSNSのビジネス領域に、率先して踏み入れていきたいですね。
調査期間 | 2017/06/01 - 2017/06/30 |
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有効回答数 | 293名 |
回答者の属性 | 2018年度卒 就職活動中の大学生(男女) 当メディア運営元 会社説明会参加者 グループ会社 会社説明会・セミナー参加者 |